栄久庵展

先日、世田谷美術館でやってる栄久庵展を見に行ってきた。
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/exhibition.html

栄久庵とはインダストリアルデザインとかをやってる人で、
キッコーマンの醤油差しからヤマハバイクからラジオからスピーカーから空気入れから成田エクスプレスまで
まーだいたい1つは必ず知ってる物があるであろう感じ。

前半はそういう栄久庵が手がけた作品のミニチュア模型とかがたくさん展示されてて、
後半は仏像とかインスタレーションとかが展示されてた。
前半は「面白いなー」とか「あーこれもなのか」とか思いながら見て、
後半はちょっとよくわからんなーと思って見てた。

で、見終わって帰ってる時に京都造形芸術大学教授の後藤繁雄氏が言ってた
「アートは問いであり、デザインは解である」っていうやつを思い出した。
つまり、展示の前半は「デザイン」で、後半は「アート」だったわけ。たぶん。
もしかしたら解釈が間違ってるかもしれないけどなんか同じ人が作った2種類を同時に見る機会ってなかなか無くて、今回そこが妙に腑に落ちた気がする。
んで、俺は今のところデザインの方が見るの好きなんだなっていう事が少しわかった。


8月いっぱいまではやってるので見に行ってみるといいかもしれない。