「夜は短し歩けよ乙女」観た。いやーー良かった。
けど原作からは結構変わってて、なむなむも無かった気がする。
原作は「夜は短し」と「四畳半」どちらも読んでいて
「四畳半」はアニメも視聴済み、ネタバレありの前提で書く。
・先輩と私はわりと原作通りだったんだけど、
パンツ総番長やら東堂は他のキャラとの関係性が変わってた。
特に文化祭以降は展開もかなり違う。
各章で2人があまり出会わずちぐはぐに進んでいたのが
一番最後に怒涛のご都合主義による畳み掛けで
風と共に全てまとまる気持ちよさとか
もろもろが抜けちゃってたのはちょっと悲しかった。
(夢オチというか先輩の内面世界での出来事っぽくされてた?)
最初発表だけ見た時はちょっとピンときてなかったんだけど、
文化祭の演劇部分があるのも考慮してのものだったんだろうなというのを察して、
いざ見てみるとわりと良かった気がする。
ただ、先輩の根暗で頼りない感じは星野源の声からはあまり感じなくて、
それは星野源自身が売れてきた事によるものなんだろうなと思った。
・原作読んでないとラストが若干よくわからないであろうものの
改変することで全体を無理くり繋げた
1本のストーリーに感じるようになってたと思う。
欲を言えば最終章はあんまりはしょらないで あと10分多く作れればよかったのかもなあと少し思う。
・「四畳半」と比べずに出てきた感想としてはそんな感じ。
やっぱり同じキャラも出てきて、同じ舞台で、ほぼ同じ制作スタッフで、 キャラ原案も中村佑介で、テーマ曲もアジカンで、 ってなると見ていてどうしても意識せざるを得ないというのが正直なところ。
「四畳半」の浅沼晋太郎と坂本真綾の組み合わせは良すぎた。 わりとまじでこれに尽きる。
BDが出たら買ってまた見たい。