シンデレラガールズ 6th メットライフドーム2日目

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 6thLIVE MERRY-GO-ROUNDOME!!! メットライフドーム2日目LVで見てきた。

idolmaster.jp

楽しかった。
見たいものをほとんど見れた感じする。

今日のMVPは洲崎綾さん(新田美波)だな。
新曲の「Voyage」めっちゃ楽しみにしてたんだけど
優しさとか柔らかさがありつつも強さがしっかり乗ってる感じがものすごい良かった。
ちなみにこの曲が発表された時の日本コロムビアの紹介文がめっちゃ素敵なので読んでほしい。

出典 http://columbia.jp/idolmaster/imasnews/180413.html

“美波”というアイドルの根底は「美の女神」の一面よりも、頑張り屋で努力家で、 そして面倒見もよい美波だからこそもっている包容力で、努力する人や困難を乗り越えようとする人に、 ときに激しく、ときにやさしく心を支える、心のよりどころとしての「女神」です。 その美波の魅了を是非この楽曲でお確かめください。

5thの凱旋の石川公演でのすごい気迫の「ヴィーナスシンドローム」もめちゃくちゃ良かったんだけど
そのもう一段階先を行った感じだった。
それとラブライカ2人だけはようやく初披露の「memories」も良かったな……
あとCoの5人で歌った「銀のイルカと熱い風」の時にすごい良い笑顔で歌ってて、
あの曲好きなんだけどそれ以上に見てるこっちまで笑顔になる感じだった。

上坂すみれさん(アナスタシア)のかなり久しぶりの「You're stars shine on me」はなんかすごい進化してた。
演出のライトでドームの天井がプラネタリウムみたいになってる中でのセンターステージにドレス衣装でのあれはめっちゃきれいだったなー。
かつて5thの頃に上坂さんから「キャラクターと自分の距離感が変わって前より自然体でライブにのぞめるようになった」って話があって、
あまりキャラクターに見た目とかを寄せすぎずに自分を残してるからこその音源とは違う面白いものが見れて良かった。

「メルヘンデビュー」はなんでかわからないけど見ながらちょっとだけ泣いてて、 あれをやってる時は三宅麻理恵さん(安部菜々)とウサミンの領域展開みたいになっててすげー空間だなとか思ってた。

「Orange Sapphire」のどこでやってもあれだけぶち上がる無敵感がほんとすごくて、 初期の初期によくぞこの方向性に決めて作れたよなーというのと同時に、 これとメルヘンデビューはなんか10thのリベンジみたいになってて 騒ぎつつちょっとエモかった。

「フレデリカ、猫やめるよ」は面白かったしなんか髙野麻美さん(宮本フレデリカ)が1個殻を破ったっぽい雰囲気を感じた。

「Starry-Go-Round」はやる人がどんどん増えれば増えるほど楽しくなっていく曲で多幸感がすごいね。
フル版の音源の配信がスタートしたので買って聴いてるけど ラストサビ前に
「指で繋いで 自分だけの星座を描くよ これからも」って歌詞があって、
星はもともと光ってるものだけどそれが普通の人からも輝いて見えるように名前をつけて他の星(自身の個性や他のアイドル)と結びつけて形を作ることを
「それぞれのPがアイドルをプロデュースすること」の比喩として表現するのめちゃくちゃ素敵ですばらしい。

「Tulip」が来る頃は時間帯的にもう終盤で、
「ニュージェネは今日は何もやらないかなーまあしゃあないわなー」と思ってたら
「Absolute nine」で一発で「やっぱニュージェネなんだよな」って空気に塗替えていったのが最高だった。
層が厚くなって4th、5th、SS3Aとニュージェネを揃えない時が増えて
「いなくても全然いける」みたいな環境になってきたけど、いるとやっぱりど真ん中で強いんだよなー。

で、そこからの「ガールズ・イン・ザ・フロンティア」がオリメン5人中4人いるけど全員出ずに
左から原さん、洲崎さん、上坂さん、立花さん、青木さんの5人でやったのがもうなんならあの音源そのまま出してほしいぐらいめちゃくちゃ良かった。
オリメンのはもちろん大好きなんだけど、別にあの5人じゃなきゃだめな曲じゃないし
むしろそうじゃない人もやっていってこそ真価が発揮されていく曲なので
これからもどんどん色んな人でやってほしい。

「Stage bye stage」、いつかもう少し詳しく書くけど
シンデレラっていう童話で一番象徴的な「魔法にかかった夜の時間」が「いつか終わってしまうけどそれまでは遊ぼう」っていう「イリュージョニスタ!」から
魔法が解けてしまうけど物語が終わるわけではない「朝」に「まだ続けるから またね」って向かっていく曲だと個人的には思ってるのね。
この「これで集大成のED」じゃなくて「まだもう1回続けるぞ」って感じを
「アンコール前」っていうセトリ上のベストポジションで表現してくれたのが
なんか解釈が合致してて嬉しかった。
あの曲はニュージェネが歌ってなかったとしてもめちゃくちゃ好きになってただろうから、それが全体曲に進化してくれててものすごい良かった。

前半2日間通しでのMVPは桜咲千依さん(白坂小梅)か原さんかなあ。
「アンデッドダンスロック」に「bloody festa」にと実は小梅の持ち曲ってぶち上がる系のが多いんだけど
結構しれっとかましていくのが毎度面白いし結構な頻度でライブに出てくださるのありがたいもんだなあと思う。
原さんは実は持ち曲ほとんど全部やったんじゃない?ってぐらい出番多かったけどどれもかましてて屋台骨っぽい感じになってたのが良かったな。
普段だとそうでもないけどCu組が今回は結構挑戦的な感じが多くてPa組が全体的にいつもと何か違う感じがした。

たぶん気のせいなんだけど2日を通して振り返ると「Absolute nine」のメンバーが中心になっていたように思える。 個人衣装のAbsolute nine組というと4thを思い出していて、
あの頃のブランニューキャッスル(SSA1日目)で出てガチガチだった人達が
自分の曲を貰っていたり他の人の曲ですごい楽しそうにされていたりするのを見るととても温かい気持ちになっていた。
2年しか経ってないはずなんだけど大化けしてる人が多くて、5thツアーはそんだけ大きかったのかもしれない。

毎度恒例の「結局ライブの時の俺たちはプロデューサーなの観客なの問題」というのがあって、
今回の6thは最後の12時の鐘が鳴って遊園地が閉園するまでは 舞台に立っていたのは「演者だけどキャラクター」なので
演者として喋ることはなくて、
こちらは「観客だけどプロデューサー」として招待されていたんだなと思った。
関係者招待日みたいな感じ。

たぶんここ最近読解力が上がったのか解釈が一致してることが多いからなのかよくわからんけど
ライブ終わりの第一声が「良かった」とか「面白かった」じゃなくて
今回は「楽しかった」だったのは珍しかった気がする。

次はナゴヤドーム
いよいよトライアドが揃うのでもうそれはそれは楽しみ。 そうじゃなくても見たい人がたくさんいるし。