SHIROBAKOをようやく見終わった。
感想をいくつかバラバラ書いておく。
あと興津さん is 美しい。
杉江さんの「ロートルが経験を生かして逆境から無双する」展開、
わかってても滾るものがある。
(見終わってから知ったけど杉江さんのモデルになった人もめちゃめちゃすごかったらしい)
23話のずかちゃんの
「今、私、夢に一歩近づきました」は
宮森と同じように泣いた。
みどりは13話の時からこのセリフを言ってて、
きっと最終話の脚本に採用されたのも
あのセリフだったんだと思う。
2クール目は「夢」とか「目標」ってフレーズが
よく出てきてて、20話でも
「なんでアニメ作るの?」っていう問いかけに
対して色んなキャラが色んなスタンスから答えてたのが面白かった。
みどりのようなようやくスタートラインに立った人、
宮森のように始まったけどわからない人、
平岡のように一度夢から醒めた人、
中堅陣のようなそれぞれの経過と共に理由ができた人。
19話がすごいエモい。
昔の武蔵野動画の情熱溢れる感じもそうだし、
最後の大倉さんのセリフもだし。
監督も大倉さんも共通して
『ただがむしゃらにひたすら前に進み続けてた。気が付くとこの年になってた』と言っていたのがとても印象的だった。
ムサニは
ベテラン→中堅→若手の教育体制が整ってるのがでかいな〜
特に原画陣の
杉江→ゴスロリ→井口→絵麻
ってできてるのはものすごく大きいと思う。
平岡にも顕著に現れてるんだけど、
本人のやる気素質能力その他もろもろは
環境次第で一気に腐らせることが可能だから、
選べる範囲では環境は本当に選んだ方がいい。
そして平岡はあの最終話の後に
本来の平岡に少し戻るんだと思う。
設備が整ってるのとかはもちろん、
「良い師(orパートナー)がいる」っていうのは
本人の努力ではどうにもできない範疇の条件なので、
それを得ることができた人っていうのは
ものすごくラッキーなんだと思う。
5人の中だとそれを得た絵麻、宮森、みどりのように、
1人でなら同じ場所に辿り着くまでに
とても時間がかかるところを、
一気に駆け上がれる可能性が格段に上がる。
あと進行とか管理的な立ち位置の人(宮森)って、
「無事に終わらせる」のがようやく60点ぐらいの扱いなのと、
実際のところは現場の人が手を動かしてるわけで、
企画とかして+になる事しないと
「私がこれやりました」っていうのが無くて
先でだいぶ辛いことになる。
(アニメ業界の場合はクレジットに載るから同じ業界内では
どんどん名が知れていくのかも)
成果に重きを置くようになると、
「マイナスをゼロに戻す」作業は評価されないから
やらないようになってくしなかなかあれな感じ。
まだ色々思うとこがあるけどひとまず。
※おまけ
変な話、御本人の再現めちゃめちゃ笑った
I t's not funny story!
RT @minawa_t: 変な話ではなーーーいッ!!! pic.twitter.com/temLl0zV08
— 野上武志 Takeshi NOGAMI (@takeshi_nogami) 2015, 5月 5