ライブ用耳栓いいよという話

去年の夏頃にライブハウスにロックバンドのライブを観に行って、その時に初めてライブ用耳栓をつけた。
感触としてはなかなか良くて、ライブイベントのジャンルにもよるけど次行くことがあったらまたつけたいなと思うぐらいには良かった。

耳栓そのものは「なるべく遮音するタイプ」をたまに使っているので
耳に入れることそのものに抵抗はなく、使うことにも慣れていたという前提で書く。
今回使ったのはCRESCENDOのやつ。

一時期クラブによくライブを観に行っていて、その頃もライブ用耳栓の存在は知っていたもののめんどくさくて試さず、 いつからか予定が合わないことが増え、そういう場所にぱったり行かなくなってしまっていたので試せずにいた。

耳栓をつけない場合、ハイハットとかクラッシュシンバルが大きめに鳴るとだいたいそこで耳がキーンってなってそこから半日ぐらいは音が少しこもって聞こえるようになる。
エレクトロとかドラムンベースとかはだいたいサビに入る時にクラッシュシンバルが派手に鳴るのでスピーカーが近いとだいたいそこで耳が死ぬ。

ここでライブ用耳栓をつけて同じ状況になった場合、
フィルタがかかって音の高音域らへんが少し減った感じで耳に届くので
スピーカーの近くでも特に問題なく聴ける。
もちろんフィルタを通しているので、例えばピアノの音や女性ボーカルの高音域は少し減って聴くことになるから、
そこはそれでも納得できる人はつけるといいと思う。
低音域はどうかというとそこまで変わらないかな……?ってぐらい。あまり記憶にないぐらい差はない感じ。
当たり前だけどフィルタしてるのは耳だけなので低音がビリビリするのは全身で感じる。

とはいえグランドピアノの音がよく聞こえるような曲とか女性ボーカルの高い声がしっかり聞こえるような環境の場合、
間近で大きい音はそんなに鳴らないだろうからこういう物は自然と不要になると思う。

まあつけてみて「こりゃだめだ」と思えばやめればいいだけの話なので
とりあえず1度試してみるといいと思う。
何よりも聴覚は主観だけでは人と比べることができない割に
重大な事になりやすいのでこういう物を使うなり何なりして早めにケアしてほしい。