
SYNAPTIC DRIVE(シナプティックドライブ) - Switch
- 発売日: 2020/05/28
- メディア: Video Game
カスタムロボ後継作と噂のシナプティックドライブを買った。
3時間ぐらい遊んでみた感想。
雑に書く。
めんどくさいので用語はだいたいカスタムロボのものを選んで書くと思う。
良かったとこ
- 地上の移動とワイヤー(ボム)・トラッカー(ポッド)が全体的に早くなってゲーム全体にスピード感はある
- ボムが移動しながら撃てるし撃ってからも操作できるようになった
- カスタムロボでのガンが強すぎるゲームバランスをどうにかしようとしたのがわかる
- パーツの説明見て「あれか?」って思いながら試し打ちしたらだいたい「あれじゃねえか」ってなる
- 全体的にガンの射程がステージの端から端まで届かないように縮まってて「逃げ切れない」感じがそんなに無い
- 空中ダッシュがゲージ制になって無限に空中逃げ回るみたいなのが無くなった
いまいちなとこ
- パーツが解放されてなくてひたすら1人用対戦をしないと使えるようにならないめんどくささ
- UI的にガンのクールタイムがいつ終わったのかわからないのがすごいストレス
- スピード感は出たもののガンにクールタイムがあるのでお互いスルスル動くだけで結局銃撃戦にならない
- 打つ→避ける→打つ→壁で消す→ポッドが回り込んでた みたいな緊張感があまりない
- そもそもガンのクールタイムいらなくない?
- ロボの移動に重さが無くてツルーって横滑りし続ける感じ
- ガンの性能が地上or空中じゃなく通常orチャージショットになったので打ち分けがバレバレすぎる
- ロボによってダッシュができるできない等が分かれてて、距離や回数に差があれど「とりあえず共通してこの動きができる」ようにはなってないのが地味にだるい
- 攻撃が当たった時のエフェクトとかがしょぼくてパッと見で攻撃が当たったのかわからない
- オーバーロードが無い(?)ので撃ち合いの中でダウンを取ろうが残り続けるタイプのガンがただ強い
- ULTの威力が極端すぎてあまりカスタムしてポカポカやり合う意味が薄い
所感
残念に感じる方向性が2種類あって、
1種類目はゲームとしての仕組みまわり。
カスタムロボでの近距離ガンがやたら強いゲームバランスとかを解消しようとしたのはわかるし、
キャラデザ含め世界的にウケるためにeスポーツ化を狙ってんのもわかるんだけど、
過剰に平均的にしようとした結果すごい微妙な感じになっちゃってる。
正しいのが面白いとは限らない感じ。
「ストライクバニッシャー×近距離が強すぎる」とか「ファニーオールドマン×遠距離で撃ち逃げ続けられる」とかみたいな
特定の組み合わせがやたら強いからそういうのをなるべく減らそうとしたのはわかるけど、
実際のとこは遊ぶ時にそれを使わなきゃいいだけで、
「しない」を「できない」にさせるために払った代償で
操作感とかバカっぽい遊び方をできるゆるい感じが無くなった。
どこまでも切り詰めていかなくちゃいけなくて格ゲーっぽい感じ。
2個目は単純なツメの甘さ。
攻撃が当たった時の見た目なり音なりがしょぼくて
パッと見で当たったのかわからなかったり
移動が軽すぎてスルスル動くのがダサかったり
ガンのクールタイムがUIではわからなかったりするようなところ。
とはいえまだ発売して数日なのでそのへんはアップデートで調整が入るのかなーと思ってる。
あと自分の場合は大雑把にも詰めても遊べるカスタムロボが思い出補正抜きにめっちゃ好きなので
そういう記憶が無い人だと素直に楽しめるのかもしれない。
あとどうでもいいけど最初から解放されてるガンが3WAY、ガトリングとかはわかるけど
レフトアーク・ライトアーク・フェニックスとかは癖が強すぎて笑った。
それはそれとしてカスタムロボV2が猛烈にやりたくなったので(64の実機はあるけど)
生産終了してるWii Uを中古で手に入れてVCで買おうかものすごく迷ってる。
個人的にかなり重要なポイントだと思ってるのは 「カスタムロボは決してバランスの良いゲームではない。が、面白い。」 のはなぜか、ってこと。