シンデレラガールズの総選挙後のやつとかのユニット曲とか全然聴いてなかったので聴いたり
他にも色々聞き落としてたやつなんかを聴いてて改めて気づいたんだけど、
765の曲は基本的に「いわゆるアイドル曲」っぽい感じから始まってて
ファミソン8bitとかみたいに風変わりなのはゲーム中ではなく
「こういう企画です」って名目で出されてる。
(ちょっとここらへんは765の方も知らない企画とか山ほどあるのであやふや)


でもシンデレラガールズの方は
最初のキャラ登場の時点で極端な特徴を振っておくことで、
前置きをつけなくても
「そのキャラっぽい曲」として
V系(神埼蘭子)とか
メタル(星輝子)とか
EDMっぽいの(速水奏)とかを
何の違和感も無くポンって出せるのがすごい。


で、そういうキャラがいればそこからユニットを組ませてもいいし
他のキャラにカバーさせてもいいし。
(BD1巻初回特典で凛が卯月の曲をカバーしてるみたいに)

「プロジェクトアイマス」全体として見れば結果的に
「出せる曲の幅が自然と広がってる」
っていう副作用が起きてるので
シンデレラガールズの企画全体の狙いって
そういうことなのかな〜〜というのを思った。


ちなみにミリオンライブの方はまだ全然知らないのでわからん。

花と嘘とマコト

あさの先生の「花と嘘とマコト」を読んだ。
チャンピオンのwebで連載してて単行本が出た。

http://tap.akitashoten.co.jp/comics/hanato



あさの先生の漫画は臨場感があるんじゃなくて
誰かから聞いてるような
なぜか何かが明言されないまま話が進むような感覚がある。


前作の「麻宮さんの妹」もそうだったんだけど、
「基本的で重要な設定の詳細」
が伏せられたまま大きな歯車が動いていくように
ゆっくり話が進んで気がつくと話が終わっている
っていう印象がある。

あとは「衰えていくこと」に何か考えがあるのかもしれない。
それは老化もそうだし、経済もそうだし、
撤退戦を強いられてる中でどう生きていくか
みたいなものを強く感じる。


何かを完全に解き明かしてある方が
すっきりして終わるから好きなことが多いけど、
たまにこういうのも読むと面白い。



イラストレーター・あきまん氏が語る「絵の中の鍵」とは何か?絵に込められる情報量について
Togetterまとめ http://togetter.com/li/784872

あきまん氏の絵と鍵の話を久しぶりに見直したのだけど、
何かに長けてる人が常に言葉に変換していくことにも長けてるのかというと
そういうわけでもない。

たぶん編集者とかっていうのは
それを言葉にしていくのが仕事なんだと思う。


最近だとネットスラングがわりとそこらへんと感覚的に近いものがあって、
昔のっていうか2chのは変換ミスとか省略とかがメインだったのが
今の「バブみ」とかからはそういう感じがする。
「フィットする言葉が無かったから新しく作ったったわ」みたいなノリ。
けまらしい」はわりとこれと近い成り立ち方かも。



とにかく、
この暗黙知をどんどん言葉に固めて開示していく感じには
web2.0っぽい感じがあって、
その開示したものをタダで見れるところ(webとか)に置いておくかは別として
まだまだ読んでみたい言葉があるなと思った。

star!!

アイドルマスターシンデレラガールズのOP曲がめちゃいい。

star!!」がopの1番の歌詞はすごく3話みたいに
「シンデレラになっちゃった」的な感じだけど、
2番に入ってからはこれまでのアイマス的な感じに変わってて、
そこの変化がまじですごい良い。

あと歌詞の中で「アイドルとPは二人三脚」
なのがこれまでのアイマス曲の中でもとりわけ強く出てる気がする。
OPでもライブシーンがあるけど、
あの観客席にいるのはお客さんでもありながら
皆プロデューサー(=プレイヤー)なんだよね。
オリジナルはそもそもプロデュースしていくゲームだし。
(課金していくのとかも含めて)

だから歌詞の「君と一緒なら」とかっていうのも
それはPのことを指してるんだろうな〜


(でもそこってアケマスの頃から変わってないはずなんだけど
今まで以上に強く感じたのはなんでだろうな……?)



まだ6話だし2クールはどんな内容になるかはわからないけど
(もう売れてる組も絡んでくる話になってくと嬉しい)
1クール目はおおかたシンデレラプロジェクトのメンツ+武内Pを
1話ずつぐらい使って掘り下げていくんだろうと思う。

たぶんアニメとしてのラストはお願いシンデレラの方な気がするけど
1クール目のラストはstar!!だと思ってる。
1話のOP+CPの全員でやるライブシーンなのかなーそれは泣くなー
っていうか最初に発表された時の
アニメ化のティーザーかなんかの時のお願いシンデレラのPV見なおしたんだけど
あれに出ててまだアニメで出てないキャラが山ほどいるので
そこらへんも楽しみだなーーー


とか思った。

noteたまに面白い文章を読めて楽しいけど
コメント欄の空気感とRSSで読めないのが最高に辛い。


今、1回開放的になりすぎたのがもっかい
そこそこ閉鎖的になろうとしてるけど、
これまでは一部のブログの集まりとかだったのが
サービスごとに分かれちゃったりしてるのがすごいめんどい。
読むのにもアカウント必要とかになると
本当に勘弁してほしくなる時がある。

作る側はもちろん利用者が増えないと困るから、
webサービス単位である程度の内輪を作りやすいように環境を用意するのが
当たり前になってきてる。
でもそれもわかる。
あとそういうのが続けるモチベーションになる要素として大きいのもわかる。


ただ、そういう内輪の空気ができた中で
誰かに気を使ったりしまくりながら出てくるものが
面白いのかと言われると
そうじゃないんじゃないかなと少し思う。
(「インターネットらしい文章」でないという意味かもしれない)


無秩序ではなくて、
ある程度ごちゃごちゃした面白さを保ち続ける
無名の質というか、空気感というか
そういうのがwebサービスごとにきっぱり分かれていくのかもしれない。
(一部ではもう分かれてると思う)

何かを学びたいと思っている時は
それを探して勉強したりするとガンガン吸収される。
語学なんかはよく「英語勉強しとかなきゃな〜」とか言いつつ
やってみると全然入らなかったりして
あれは結局求めてないってことなのかなーとか思ってる。

独学の時はさっさと当たりの手本を引けるといいんだけど
教えてくれそうな人が近くにいた時に
本当にその人の教えてくれる内容でいいのか
ちょっと考えた方がいいのかもしれない。



喉が乾いている時に
水分を取ると吸収がいい。
あとだいたい何飲んでも喉は潤う。
ただし、水を飲むのかお茶を飲むのかスポーツ飲料を飲むのか酒を飲むのか
ちゃんと選ばなくちゃいけない。

空きっ腹にビールは胃が辛いし
テキーラだとだいぶ辛い。
お茶だとカフェインでトイレが近くなる。



自分が何か求めている時に入れようとしてるものが
まともそうなものかわかってないと
自己啓発とかそういうのに
ハマりすぎるような感じになってしまうのかもしれないし
悪意があればもっとひどいことになるのかもしれない。

人に何かしら教えたり教わったりするのってすごい大事なんだけど
自分からそういう事を買って出たりするようなものとか人に
若干、距離を取ってしまいがちなのは
自分の中でこういう具合に思っている部分があるからなんだと思う。

ちょっと前に
神楽坂駅の目の前にある
ラカグ
http://www.lakagu.com/

かもめブックス
http://kamomebooks.jp/
に行った。


きれいだし面白い企画の本棚とかもあったけど
全体的に本はあまり置いてなかった。


広さの問題もあって
本屋がある程度絞って揃えるようになると、
それがその本屋の個性になる。

本屋のテーマが細分化していくと
そこを尋ねる人からは
「この本屋に用はないなー」っていうのと
「ここは何回も来ちゃうな!」っていうのとで
両極端に分かれる。

これがどんどん進んでいくと
もともとの顧客の多かったジャンルを扱う本屋(今の大きいとこ)しか
生き残れないんじゃないのとか思った。

それか、
もともとの顧客が少ないようなジャンルの本屋は、
B&Bとか今回行ったかもめブックスみたいに
本よりそれ以外の比率すごく多い店にせざるを得ないんだろうなと思った。

ヒーローがたくさん

今はヤンジャンで東京喰種を連載してる
石田スイ先生が以前にwebで連載していた(今は途中で止まってる)
漫画のTHE PENISMANを久しぶりに読み返した。

http://kyoharasoto.web.fc2.com/index2.html

序盤のどろりっちはほんとに何だったんだ……
あとさっちんかわいい。

これ読んでから東京喰種読むと
バンジョー&月山とか
ジューゾーとか覚醒カネキとか
色々とPENISMANでのあれこれを思い出させるキャラがいてじわじわくる。




で、作品の中身とはちょっと別の話。

あくまで俺の体感レベルで、
5年単位ぐらいで区切った時に
今ってヒーローものの漫画とかアニメとかが
すげー多い気がしてるんだけどどうなんだろうな。

ワンパンマン、僕のヒーローアカデミア、アイアムヒーロー、
ガッチャマンクラウズ、タイバニ、
ってとこまで考えてめんどくなったので具体的には調べてない。

単なる俺の観測範囲の問題かもしれないし。


っつーかヒーローものってどこまで入るんだろ。
ワートリもジャンル的にはSFだろうけど
ボーダー自体はあの世界だとヒーロー組織っぽいような……


たぶん批評家みたいな人がそのうち
こういうのをまとめてくれるんだろうけど
これに関してはそのうちまた考えることにする。

スーツ以外でジャケット1枚しか無かったから
黒で探してたけどキリがないと思って
結局、紺のすげーオーソドックスな感じのブレザーをBEAMSで買った。

なんかそもそもジャケットがあんまり似合わないし
紺もあまり似合う方ではないので
スーツの時以外はそれこそ数えるぐらいしか着たことなかったんだけど

とりあえず1枚買って着てみたら
黒の必要性がどんぐらいあるかよくわかる気がしているので
これでいいことにする。


ただどこのスーツ系(スーツカンパニーとか)に行っても
そういうジャケット売ってるとこに行っても
「黒は〜あー……あまりご用意してないですね……(1着ぐらいしかない)」
っていう反応をよく返されたので
「服としてはそういうもんなのか〜」
と思った。

HowGoogleWorksを読んだ

「HowGoogleWorks」読み終わった。
結構面白かった。
2月頃に出た「TeamGeek」と併せて読むと更に面白いと思う。
Googleってぶっ飛んだ技術持った天才がうじゃうじゃいる
動物園的なイメージがあったんだけど、
(たぶん半分当たってる)
実際のところそこらの会社に比べて一番すごいポイントは
精神性の水準の高さなんだろうなとすごく思った。


社内ルールとして、
「TeamGeek」で紹介されてた
「※HRT(ハート)の原則」と
今回紹介されてた社是が徹底されてる(らしい)ところが
とてもすごい。

※謙虚(Humility)尊敬(Respect)信頼(Trust)
の3つをお互いに大事にしようという話


もちろん技術がすごいのは確かだろうし、
スケールも何かとでかいんだけど、
そういう企画を
「考えるのも作るのも人なんだから
そこしっかりしようぜ」って
逃げずに対処し続けてるのがすごい。
仕事がうまくいかない時に
「このシステムorツールorやり方が悪い」ってなりがちなとこを
もっと根本の「いや悪いのそれ使ってる人間じゃね?」って
向き合い続けて改善しまくってんのがまじですごい。

だいたい仕事そのものはそんなにしんどくなくて、
いつだってしんどくするのは人間関係(というか上司)が原因だろうし
そこがとても羨ましい。
と、思ったけど
これを実際にやろうと思うと
ものすごく高い水準の精神性が全員に必須になるので、
採用が尋常じゃないレベルで大変そうだなと思った。



技術と精神性、
どっちなら追いつきやすいのかというと
技術は残念ながら積み上げが必須なので当然無理だと思う。

精神性の方は0か100かの2択かもしれない。
でもそこを矯正していくのは洗脳っぽくて気持ち悪いので
人に「やれ」と言ってやらせるもんではないと思ってる。


たぶんそこは同じにおいのする人だけを採用でふるいにかけて残してるんだと思うけど、
俺にはまだそこまで強烈な「自分としての意思」みたいなものは
持ち合わせてなくて、
そういうことをしようにも基準になり得ないんだろうと少し思った。