デレマス22話までを見て

考えの変わらないうちに今の時点での感想をまとめておく。
今後は話の展開次第でそんなことは思わなくなるかもしれないし。

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卯月は何がしたいのか?
そこが無いから何となく「やりたい事リスト」が満たされてしまった今、
壁にぶつかるというより落とし穴にハマるように転んで
止まっている。

果たして「アイドルとしてデビューできた」今というのは
童話のシンデレラでいうところの
魔法をかけられて舞踏会にいるということなのか
これから魔法をかけられてみんな先に行ってしまった舞踏会に
ガラスの靴を履いて遅れて行くのか、
それとも舞踏会で落としていったガラスの靴を合わせて
もう一度城に行くところなのか
ちょっとよくわからなくなってる感じがしている。

童話でのシンデレラの真髄?は清貧とかではなく、
「本人がいかにもがいても、他人に拾われることでしか報われない」
ことにあると思う。
それは養成所時代のオーディションに落ち続け
Pのスカウト待ちだった卯月も同じく。

もちろん街中でスカウトされて拾われて
半年もしないうちに2ユニットでデビューできてしまう凛も
シンデレラではあるんだけど、
それはどちらかというと「シンデレラストーリー」という感じだ。

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(※ちょっとここらへんまだうまく整理できてない)
また、それとは別に。

「アイドルはやってて楽しいけど目標が自分の事である」
卯月、及びシンデレラガールズの大半の存在を使った
この物語(アニメ全体)は、

「特にカリスマ性のあるわけでもない人をスカウトしてきて
『ちょっと目立つ人がなんか
わちゃわちゃしている(ラジオとかライブとか)ところを
てきとーに見せてる』のではなく、
『これはお客さんの方を向いて芸能をやってる興業なんだぜ』」
という表明に近いものを感じた。

ここは「最初からアイドル」の765プロとは
何よりも一番大きな違いだと思うし、
0→1に成長していく有象無象のアイドル達を
描いている作品だからこそできる
アニメを使った表現なのかなと思う。

プレイヤーは「プロデューサー」という名称で呼ばれるけど、
どこまで行けどもバンナムにとっては
「お金を払ってもらう顧客の1人」である。

「各々が自分の意思で好きに表現をする(=二次創作とか)」
敷居はとても下がったことで、
セミプロみたいな人でもある程度までは
好きにやって上り詰めることはできるようになった。

でも、
「客の方を向いて提供し続ける」というのはやはり
「プロだからこそ」だろうし、
作品中では「アイドルとファン達」の関係性を使って
「公式と顧客」という間柄を表現しているように見えた。


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なぜ、2期の初めも初めにいきなりラスボスに近い
楓さんの話を描いたのかと言えば、
ここまでのCP含めアイドル達が
「自分がどうしたい、どうなりたい、どう表現したい」といった話が多い中、
(しかも二期になってからはファンの姿が
ほぼ出てこずに事務所内でのゴタゴタが描かれ続いている)
「ファンの方を見てどうなっていきたいか」も
明確に提示しながら活動できているアイドルは
(劇中では)トップアイドルたる楓さんだけだからだと思う。
(美嘉は劇中でそこに到達した感じ?)


あとは二期の残りは、
s(mile)ING!とShine!!の歌詞をなぞるのであれば
卯月はそこの境地に1人で辿り着いてから
サンシャインの噴水広場にまた3人で帰ってくるのかな?

というところで考えが止まってる。
ともかく残り数話がとても楽しみ。

Pizzicato Fiveを聴いたのと 最近良かったの

アイマス
秋月律子の「東京は夜の七時」のカバーと
川島瑞樹の「大都会交響楽」のカバーで存在は知っていたものの
ピチカートファイブの曲は今まで聴いたことがなかった。


「(だいたいカバーってオケが結構違うし)原曲はどんなもんなんだろう」と思って
TSUTAYAに行ったついでにベストの2枚目を試聴してみた。


1曲目からめっちゃかっこいい。
ドラムとベースがめっちゃ気持ちいい感じがする。
音楽を聴いて「うおーなんかこれすげーー!」って
興奮して汗出たのってものすごい久しぶりだった気がする。

歌詞の雰囲気は「モダン」って感じだ。
おしゃれっていうよりもうちょっとだけすました感じがする。




あと原曲聴いて思ったけど
これをkwsmさんにカバーさせようと投票したPはすごいなwww
歌声的に確かにぴったりハマってるしキャラ的にもこの時代の感じがするし。

JPNとTYOとR.I.P.の3枚を借りたのでしばらくゆっくり聴きたい。


あと最近聴いてよかったのはアイマス
高垣楓のCVをやってる早見沙織のシングル「やさしい希望」。



それとアイマス曲のRemixコンピ。
フリーダウンロードで聴ける。

P@RTY!! Compilation vol.2 SP@RK!!
http://party-imas-spark.tumblr.com/


P@RTY!! Compilation vol.1 M@GIC!!
http://party-imas-magic.tumblr.com/


これに関しては
vol.1では毒茸伝説、
vol.2ではTOKIMEKIエスカレートのEDITをやってる
ニット帽PことDJ DAIともともと知り合いで、
「おおーーDAIさんのEDIT入ってるじゃん」と思ってダウンロードしたら
思いの外色々と良いのが多かった。

Jersey Clubにfunkotにと、とにかくクラブミュージック的なあれが色々入ってる。


vol.2の1曲目「Decoration Dreamin'」が良かった。
ミリマスの方のキャラなのであんまりわからんのだけど
桃子先輩かわいい。


派生してったのもあるけど起点がどれもアイマス関連だな……



そんなとこ。

薄い本の買い方

夏コミも終わって1週間経ってた(超早い)


コミケで人気の作家が出す漫画は昼過ぎぐらいになれば
どこも売り切れてしまい、
少しでもゆっくり出発しようものなら
あの地獄の様な暑さを潜り抜けてスペースまで辿り着いても
兵共が夢の跡的なことになる。
あれはつらい。

そうなるともうあとは増刷と同時にショップを通じて
通販されたりするようになるのを待つのみだ。


昨日、とあるニコ生で無事に売り切れた絵描きの人が
「あー無事に売り切れたし、今回はページ数多いから刷る前に
DL販売考えようかね」
というような事を言っていた。


で、これ聞いて思いついたのが、
最初から本とデータで納品して、
「本の在庫が無くなったらデータ販売開始」
っていうプランが最初から用意されてると
買う側としても(現物で買いたいかを重視しなければ)すぐ買えるし
売る側としてもそんまま増刷するまでの間も売り続けられるしで

いい人にとってはかなりよさげな気がしたというか
もっとDL販売増えるといいなあ。



もちろん装丁を凝ってるとか紙にこだわりがとか
それはわかるし面白いんだけど(今回出たPLOTTER vol.5とか)
「内容を!!!読みたいのですが!!!」
っていう方が重かったりするとDLで買いたくなる。

あとやっぱりどうしても場所をね……取るからね……
サイズもA4とかが多いからね……漫画の方に入らないしね……
紙によっては表紙同士でくっついちゃったりね……

商業の方の漫画も既巻で20巻ぐらいあったりするやつとかはもう
kindleで買い直ししたい気分になってるし。


ランクルームとかを借りてあんまり読まないのは預けるのが
スマートな解決策のようで
「トランクルームまで行かなきゃいけない」っていうのが
最高にネックなので
今のところベストはデータ化なんだろうなあ。

看板の話

最近の街頭のモニタは縁がほとんど無いからパッと見
看板かと思いきや動き始めるのでビビることが多い。

IMG_2962


もしかして広告によっては
看板に見えるように静止画のままで
しばらく止めてたりするのかな?
っていうか動画枠だけど静止画での広告も募集してるのかな?

もうちょっとゆっくり見ておけばよかった。

今何かしらがすげー人がいたとして、
その人の話を聞こうとするとインタビューにしかならずに
「そこから転がっていく感じが無い」
っていうのが俺はここ数年ずっと気になってて、

メディアやイベントやレーベルが乱立したけど
その界隈でそこそこ有名な人がどれもに出てきて
飽きて微妙な感じで終わってるのって、
同ジャンルなり他ジャンルなり他テーマの何かと
混ざったり転がったりせずに
1人で完結してるからなのかなと思った。


というところで今の考えは止まってる。

教わる側のレベル

「知らないこと(認識できないこと)をどうやって気をつけるのか」
っていうことを延々と考えてたけど
「わかってる人が教える」以外にクリアする方法が思いつかない。



知ってる事なら自分から意識的にできるから、
「1を見て、2を見て、3を見て、4を見て」
ってチェックしていけばいいんだけど
ここで必要なのに知らない事があったりすると
「1を見て、2を見て、(Aを見て、)3を見て、(Bを見て、)4を見て」
っていう具合に何かしらを抜かしてしまってミスになる。


「知ってる事(=1234)」はクリアできてても
「知らない事(=AB)」はクリアできてないから
トータルで見るとわりとやばいことになったりする。


さらに言えば
「知ってる事(1234)」の中にもレベルの差があったりして
「やったけどできてない」事が出てくる。

もちろん
「あ、なんかよく見たらAできてたわ」
「やるじゃん」
ってこともあるんだけどそれはラッキーってことで。



自分が教える側の時はいつも
全体の流れと概要を教えて、
そこから段階ごとにそこそこ詳しく教えて
実践→振り返り→修正
みたいにやってるんだけど、

教えられる側の時は
「何をわかってないかもわかってない」状態なので、
質問を投げられない状態をひっくり返して
クリアしていこうと思っても
かなーーーーり難しい。
(教え方を指定して「こう教えてくれ」って頼むぐらい?)


あと自分の場合はここの時の要領がよくないので
本当に手際が悪い上にやたら時間がかかって
「わからんけどただただもがくしかない」というのが
精神衛生上よくない。


リーダー的な立場になってリーダーシップとかを会得した人が
支える側にまわるとうまいこといくっていうケースはよく見かけるし

教える側のコーチングとかの方法論はたくさんあるけど、
精神論以外で教わる技術みたいなのはそんなに見かけたことはないな。



というところで今の考えは止まってる。

銀座の伊東屋

先日、銀座のgggギャラリーでやってた展示を見に行ってて、
そのついでに新しくなった伊東屋を見に行った。

gggギャラリーが日曜休みだから
しんどくても土曜に結構頑張って行かないと
見に行けないんだよね……


リニューアルした伊東屋は記憶にある感じより
かなり小綺麗な感じになってて、
フロアも木の床だしとりあえずリニューアルしたてな感じだった。
あと入り口のドアがすごい。



お客さんは結構高年齢な方に偏ってたけど
男女比は1:1ぐらいだったかな……?


7階の紙のフロアが一番面白くて、
色見本と紙見本が壁一面に並んで触れるようになってるのと、


IMG_2955_2

相談カウンターみたいなとこで
紙の相談とかできるっぽい。


見てて全体的に不思議と感じたのは、
あそこでとにかく売上を上げる、
っていう風にはあまり見えなかったとこだ。

商品点数はそんなに言うほどは無いし、
実際のところ売ってる物は別の文具店でも東急ハンズでも
コンビニでもあったりするような物が結構あるし
何ならamazonとかアスクルで買えば安かったりする。


それじゃあ何しにわざわざ銀座くんだりまで行って
伊東屋に行くのかって
観光スポットっぽく作ってあそこでキャッキャ言ってもらって
伊東屋そのもののファンになってもらいたいのかな……?

そしたら他の店舗全体でも来て貰えるようになるとかそういう話だったりするのかなー

とか思った。

きれいな写真を見て思ったこと

先日、渋谷に用があったついでに
ヒカリエでやってた写真展を見に行った。

どういう人が撮ったのかよくわからないままてきとーに見た。
星空だったり夜景だったり風景だったりどれもすごかったんだけど、
いまいちピンとくる感じはなかった。
(ポストカードで1枚買うならどれにするかっていう気持ちで見てた)


「画質もすごいしきれいなんだけど、
いまいちピンと来ない」ってなんだろうなと
考えていた。


どこかでプロの写真家が
「デジカメとか携帯のカメラの機能が上がって
プロは大変じゃないですか?」
という質問に
「そうでもない」
と答えたやりとりがあったらしい。


写真の機能が上がってプロと(ほぼ)同じ土俵に立ったことで、
「その中に何をどう入れているのか」
の差が如実に現れていた気がする。



俺は撮る側ではコンデジでてきとーにスナップ写真を撮るぐらいで
見る側ではまだ好きな写真家の名前が出るほどは写真に見たことないんだけど、
それもそのうち見つかるのかもしれない。


一眼は使うと楽しいし欲しいように撮りやすいのがいいから欲しいけど
持ち歩くのがすごくあれなので
今のCanonのS100からG7Xに乗り換えるか迷ってる。

skype 画像の保存先 の件 ver7ぐらい

windows7 64bitでskype ver7.4ぐらいを使用。

結論から書くとここらへん↓

C:\Users\[ユーザ名]\AppData\Roaming\Skype\[アカウント名]\media_messaging\media_cache


skypeのバージョンを上げたらスキンとか画像の送信とか色々変わった。
保存先を選んで毎度「ファイルを保存」みたいにするんじゃなくて、
サムネが自動で表示されてクリックすると
自動で画像ビューアが立ち上がって
手間が少なくサクッと見れる感じ。


まずチャット欄の方で枠と矢印が表示されたら矢印をクリック。
クリックするとダウンロードが開始される。

枠がサムネイルになったらクリックすると画像が見れる。
ここまではいい。
問題はこの画像がどこにいったのかという話。


で、もしかするとファイル名どころか拡張子まで
変えられてる可能性があるので
めんどいけどfirestorageみたいなのを使うか
zipにして送るのがいいかもしれない。
今のところ画像だけこういう感じ。


そもそもなんでこれが判明したかっていうと
pngを送ってもらったのに
なぜかjpgになってたりしてたもんだから
画像ビューアの方でエラーが出て、
そこで初めてようやく保存先のパスがわかった。

skypeはたびたびアプデがあるけど
毎度使いにくくなってて、
もう何年使ってるかわかんないけど
どうにかなんないもんかなーといったところ。

SHIROBAKO見た。

SHIROBAKOをようやく見終わった。
感想をいくつかバラバラ書いておく。

あと興津さん is 美しい。



杉江さんの「ロートルが経験を生かして逆境から無双する」展開、
わかってても滾るものがある。
(見終わってから知ったけど杉江さんのモデルになった人もめちゃめちゃすごかったらしい)


23話のずかちゃんの
「今、私、夢に一歩近づきました」は
宮森と同じように泣いた。
みどりは13話の時からこのセリフを言ってて、
きっと最終話の脚本に採用されたのも
あのセリフだったんだと思う。


2クール目は「夢」とか「目標」ってフレーズが
よく出てきてて、20話でも
「なんでアニメ作るの?」っていう問いかけに
対して色んなキャラが色んなスタンスから答えてたのが面白かった。

みどりのようなようやくスタートラインに立った人、
宮森のように始まったけどわからない人、
平岡のように一度夢から醒めた人、
中堅陣のようなそれぞれの経過と共に理由ができた人。




19話がすごいエモい。
昔の武蔵野動画の情熱溢れる感じもそうだし、
最後の大倉さんのセリフもだし。
監督も大倉さんも共通して
『ただがむしゃらにひたすら前に進み続けてた。気が付くとこの年になってた』と言っていたのがとても印象的だった。



ムサニは
ベテラン→中堅→若手の教育体制が整ってるのがでかいな〜
特に原画陣の
杉江→ゴスロリ→井口→絵麻
ってできてるのはものすごく大きいと思う。

平岡にも顕著に現れてるんだけど、
本人のやる気素質能力その他もろもろは
環境次第で一気に腐らせることが可能だから、
選べる範囲では環境は本当に選んだ方がいい。

そして平岡はあの最終話の後に
本来の平岡に少し戻るんだと思う。


げんしけん荻上の話にも近い。



設備が整ってるのとかはもちろん、
「良い師(orパートナー)がいる」っていうのは
本人の努力ではどうにもできない範疇の条件なので、
それを得ることができた人っていうのは
ものすごくラッキーなんだと思う。

5人の中だとそれを得た絵麻、宮森、みどりのように、
1人でなら同じ場所に辿り着くまでに
とても時間がかかるところを、
一気に駆け上がれる可能性が格段に上がる。




あと進行とか管理的な立ち位置の人(宮森)って、
「無事に終わらせる」のがようやく60点ぐらいの扱いなのと、
実際のところは現場の人が手を動かしてるわけで、
企画とかして+になる事しないと
「私がこれやりました」っていうのが無くて
先でだいぶ辛いことになる。

(アニメ業界の場合はクレジットに載るから同じ業界内では
どんどん名が知れていくのかも)


成果に重きを置くようになると、
「マイナスをゼロに戻す」作業は評価されないから
やらないようになってくしなかなかあれな感じ。



まだ色々思うとこがあるけどひとまず。



※おまけ
変な話、御本人の再現めちゃめちゃ笑った